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掃除機について [家電]

家にある日立の掃除機も購入してから約5年を迎え、そろそろ新しい掃除機が欲しいなあと思っている。今の掃除機でも十分使えるのだが、新技術を搭載した新しい掃除機は物欲をそそる。

今、掃除機の購入を検討する場合、選択肢としては従来の紙パック式掃除機と、新しいサイクロン型式掃除機の2つに分類できる。

私は圧倒的に紙パック式派である。サイクロン式なんて、ダイソンが仕掛けたイメージ戦略の賜物に過ぎないと思っている。性能はイマイチな割に、値段は高い。しかも、ゴミが溜まるたびにお手入れをしなくてはならない。

紙パック式であれば、全体的に価格も安く、1ヶ月に1度程度紙パックを交換するだけでお手入れは済む。
そもそも、歴史的に見ると、紙パック式はサイクロン式の進化した掃除機の形なのである。

技術が成熟し、市場も頭打ちとなっていた掃除機業界において、突如黒船のごとく現れたのが、dysonサイクロン掃除機である。それまでぬるま湯につかっていた日本企業は、ダイソンの差別化戦略に対抗する術を持たなかったため、ガンガンとシェアを削り取られる結果となった。

有効な対抗策を打ち出せない日本企業は、サイクロン掃除機もどきを発売し始める。
最近は、日本企業のサイクロン式掃除機も性能が上がってきて、ダイソンに引けを取らない性能の掃除機がでてきている。ただし値段をそれなりにする。

こうやって書いてみると、ダイソンが掃除機の高価格市場を開拓してくれて、日本企業は案外喜んでいるのかもしれない。最近の掃除機は、中間価格帯の商品が減り、低価格商品と高価格商品の2極化が進んでいる。ゴミを吸い込んでくれさえすればいいタイプと、静かで綺麗な排気を求めるタイプである。
一昔前までは掃除機に対して10万円も払うとはだれも考えなかっただろう。

タグ:掃除機
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