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円高の方が良いのでは [雑件]

国際化が進んだ現代社会において、私たちが購入するものは、海外からの輸入に頼っているものが多い。石油や天然ガス、食料品などが主な輸入品だろう。

私たちがものを買う時に、その中に含まれる輸入品に対して支払っている金額は、いったいどのくらいあるのだろうか。ちゃんとした割合は私もわからないが、おそらく結構な割合になるのではないだろうか

それらが、この円安によって価格が上がるということを考えて欲しい。収入が上がらないのに、物の値段が上がるということになり、私たちの生活は苦しくなる

円安によって企業業績が上がれば、労働者の給与も上がるとも思えるが、それにはかなりの時間がかかる。また、輸出型の企業であれば利益は増えるだろうが、輸入型の企業(例えば飲食店など)だと、は逆に利益を圧迫する要因になる。

さらに、過去の長期間にわたる円高環境によって、日本の製造業は商品の生産箇所を海外に移してきた。そのため、円安が利益の増加に直結しにくくなってきている。

アップルやダイソンなどの海外ブランドの商品の輸入も増えており、ここ最近の日本の貿易収支は赤字が定着しつつある。(もちろん原発停止による化石燃料輸入増加も要因ではあるが。)

私のイメージだと、円安によって、一般消費者から輸出企業への利益の移転が起きていると考えている。
一般消費者の購買力が全体的に低下する代わりに、一部の輸出企業の利益がカサ増しされるような図式だ。

輸出企業に働いていない、私を含めてた大多数の人間は、むしろ円高を歓迎すべきではないか。

タグ:円安
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