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ここ最近の円安に思うこと [雑件]

今日はちょっと経済の話を。

安倍政権が発足して以来、いわゆるアベノミクスによって持続的な円安が続いている。大量の通過を市場に供給し続けることによって、デフレが続く日本社会を、緩やかなインフレに導きたいという考えだ。

報道番組を見ていると、大方市場の評価は高い。
実際に、日経平均株価は昨年1年間で約50パーセント値を上げた。円安によって輸出産業は、利益を生み出しやすい環境が整い、業績予想を上方修正する企業も出てきている。

もしも私が、高校生であったならば、この状況を歓迎していただろう。円安が進んで、企業業績は回復し、株価も上がっている。「なんだ、世間は好景気じゃないか。 」という感覚を受けるのは当然だ。しかし、大学で経済を学び、社会人となって社会経験を積んだ今となっては、その感覚に疑問を持つようになった。

そもそも円安という事は、国際的な観点から見ると、円の価値が下がっていることを意味する。 例えば、アメリカで1ドルで販売されているハンバーガーを買う場合、今までは80円で変えたのに、円安によって100円が必要になる。円の価値が下がったために、同じものを買う場合でも、より多くの円を必要とするためだ。

今日はここまで

タグ:円安
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